セルヒオ・ラモスのコトバ|経験があきらめるなと言っている

レアル・マドリード、そしてスペイン代表のCB(センターバック)であるセルヒオ・ラモスのコトバ。

2015年3月22日にバルセロナのホーム、カンプノウで行われた、バルセロナV.S.レアル・マドリード、伝統の一戦「エル・クラシコ」。

今、この記事を書いているのは2015年3月24日午前1時。

つまり、つい先日終わったばかりの試合ということだ。


今回のクラシコは、リーガ・エスパニョーラ残り11節の時点で迎えた。
1位バルセロナと2位レアル・マドリードの勝ち点差1という状態。

伝統のクラシコということだけでなく、今期のリーガの優勝の行方を占うという意味でも、非常に大きな一戦となった。



はたして。

結果は、2-1でバルセロナが勝利した。



試合の詳細を解説するのはやめておくが、個人的にはバルサを応援しているので、この勝利はうれしかった。


この結果、首位バルセロナと2位レアル・マドリードの勝ち点差は4。

残り10節あるとはいえ、バルセロナの調子の良さを考えると、この差は大きい。

レアルはリーガ制覇に向けて、困難な立場に立たされたことは間違いない。


今日は、そんな状況に立たされた試合後にセルヒオ・ラモスがインタビューで語ったコトバを。



「勝ち点差は4となったが、僕たちはあきらめることなく戦い続ける。勝ち点7差をつけていたにもかかわらず優勝を逃すなど、過去にはもっとひどいことだってあった。自分の経験は、あきらめてはいけないと言っている。落ち着きを保って、働き続けなくてはならない」

※記事原文はこちらを参照



経験が、足を進める。

経験が、足を止める。


どちらを選択するかは「逃げずにやりきった経験」が決める、とボクは思う。


逃げずにやりきれば、すべてが成功するかと言えば、現実はそんなに甘くないだろう。

でも、仮に成功しなかったとしても、逃げずにやりきった経験は、必ず何かをもたらしてくれる。それはもう、絶対だ。


そして何より、逃げていては成功はできない。



レアル・マドリードのような、勝利が義務付けられたチームでプレーするような選手は、そのことをよく知っているのだろう。



「経験が、あきらめるなと言っている」



このコトバを聞いて、改めて思った。


レアルはまだ死んでない。

リーガはまだ終わってない。

優勝はまだ、誰のものにもなっていない。



まだ挽回は可能だ。
なぜなら、彼らは持っているのだから。

「勝者のメンタリティ」を。




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