ルイス・エンリケのコトバ|我々がやるべきはパフォーマンスを向上させること。それは自分たちの手で変えられることだ。

リーガ・エスパニョーラに所属するFCバルセロナの監督、ルイス・エンリケのコトバ。

引用元:sportiva.shueisha.co.jp


じわじわと皆さんにフォローしていただき、ついに先日100フォロアーに行った!と思ったら、なんとこの数日で一気に増えて、ついに350フォロアーを突破。

どうやらAmeba Owndのアプリがアップデートされ、好みのジャンルを選ぶと、そのジャンルに割り当てられたサイトを自動的にフォローするようになっているみたい。

ということで、自覚なくこのサイトをフォローしてしまっている方々も数多くいそうです。
はじめまして。エンタメというジャンルに割り当てられていたっぽいのですが、全くもってエンタメっぽいことは書いておりませぬ。すみません。

多くの人の目に触れるかもしれない機会をいただいたので、せっかくだからリニューアルをしてみました。ちょっとメディアっぽく見えるようにサイド型のデザインにし、CSSもちょいといじっています。

で、一通り作業が終わったところで気づいたんですが、今回一気に増えたフォロアーの方は、アプリのアップデートによって増えたんだと思われるわけで。っていうことはアプリ経由でご覧いただくことが多いわけで。Ameba Owndのアプリは、アプリ側にデザインのコントロールがあるわけで。

特に誰の目にも触れないリニューアルになった気がするわけで…。



世の中には、変えられないことがある


さて、今日のコトバは、昨年ヨーロッパ・チャンピオンズリーグを制覇したFCバルセロナの監督、ルイス・エンリケのコトバを。

バルセロナは、MSNトリオと呼ばれる、メッシ・スアレス・ネイマールという世界最強の破壊力をもつ3トップを保有するクラブ。しかし、海外サッカーに詳しい方ならご存知かと思いますが、今バルセロナは窮地に立たされています。

元々2016年1月まで補強禁止処分を受けていて、新しい選手と契約はできるものの、試合に出るメンバーとしての登録はできないという状況。そして、大黒柱であったシャビの移籍、MSNトリオのうしろに控えていた優秀なFWペドロ・ロドリゲスの移籍もあり、やや選手層が薄くなっていました。

そんな中で今季はけが人が続出。レギュラークラスのメンバーとサブのメンバーの差が激しい状況に陥ってしまいました。


そんな状況に追い打ちをかけるかのような事件が、9月26日のホーム戦で起こります。
MSNトリオの一角であり、現代の世界最高のフットボーラーであるリオネル・メッシまでも、怪我で戦線を離れることになったのです。

世界最高のフットボーラーです。替えなんて利くはずもありません。今期序盤、やや苦しんでいた部分もありましたが、それでも試合の行方を決定づける選手であることに一切の疑いはありません。


そんな状況下で、監督であるエンリケはこう発しました。


「これはテストであり、チームに与えられたモチベーションだ。この挑戦を受けて立とう。我々がやるべきはパフォーマンスを向上させること。それは自分たちの手で変えられることだ」

(引用元:http://number.bunshun.jp/articles/-/824250?page=2


ボクは最後の一言、「それは自分たちの手で変えられることだ」という点に強く賛同します。


人生という山やら谷やらを乗り越えていく中で、外部環境というのは常に自分ではどうしようもないことばかり。大きいことでいえば、景気がどうとか、為替がどうとか。事実、それはビジネスの結果に小さくない影響を与えるのですが、そういった要素を自分で変えようと思っても限界があります。

だからやるべきことは、まさにエンリケの言う通り、自分たちの手で変えられること。状況を打破していくために、今自分に何ができるのか。変えられないことを思い悩んだところで、どうしようもないのです。であれば、できることの中でベストを尽くすだけです。

ただ、「今自分にできること」の中には、「今自分にできないことをできるようにする努力や工夫」も含まれていることも、忘れてはいけないことだと思います。


明日までにメッシの怪我を治すことはできなくても、バルセロナの一員として、メッシがいなくてもチームが勝てるように努力する。そのために、1選手としてのパフォーマンスを今以上に高めていく。それこそが、バルセロナの選手に求められていることであり、エンリケが望んだことだと思うのです。


さて、そんなエンリケの、もうひとつ痺れるコトバを最後に。

8月14日、今季開幕前に行われたスペインスーパー杯の第1戦。昨季のリーグ戦優勝チームであるバルセロナと、スペイン国王杯2位のアスレティック・ビルバオ(優勝がバルセロナだったので、2位のチームが選出)が戦うことに。

結果はまさかの0-4でバルセロナの大敗。昨季3冠を勝ち取ったバルセロナが敗れたのです。スペインスーパー杯は、ホーム&アウェーの2戦合計のスコアで競う戦いとはいえ、信じられない大差を前に、ビルバオが圧倒的有利と言われました。

そんな中、エンリケが言った一言がこちら。


「もし、0-4の結果をひっくり返せるチームがあるとすれば、それはバルサだ。」


自分たちを、自分たちの選手を、自分たちのチームを強く信じるからこその一言。結果は残念ながら逆転できなかったものの、この一言を記者団の前で言い切った彼には痺れました。自分が所属するチームのリーダーにこんなことを言われたら、奮起しないわけにはいかない。


もし今後自分が窮地に立たされた時には、自分ができることを最大限やった上で、「この窮地を乗り越えられる人がいるとしたら、それは俺自身だ」と自分に言ってやりたい気分です。



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