僕にとっての神様、スティービー・ワンダー。
彼の曲の中から1曲選べと言われてもムリ。
それはムリ。
なので、この先も彼は何度となく登場するだろう。
僕を音楽への道に誘ったのは、彼なのだから。
そんな彼の数多い名曲の中から、1曲目に選ぶのは「Songs in the Key of Life」から、「Knocks Me Off My Feet」を。
このアルバム、グラミーを占拠した70年代の作品群の中でも、個人的に群を抜いて好きなアルバムで、個人的には彼の最高傑作と思っている(当然のようにグラミー受賞)。
その中でこの曲「Knocks Me Off My Feet」は、彼の作品の中ではそれほど知名度の高い曲ではないかもしれない。
でもメロディ、アレンジ、歌詞、そのすべてがやさしさにあふれ、穏やかで、どこかせつなさも感じさせる、スティービーの魅力全開の1曲だ。
歌いだしの「I see us in the park~」からもう、目の前に風景が浮かぶようで、愛情をうまく表現しきれないことに不安を覚える男の子の、澄んだ思いが伝わってくるよう。
そしてサビ。
何度も繰り返される「I love you」のコトバ。
「oh, but I love you, I love you, I love you」
想いをうまくコトバにできず、声にできず。
もどかしくて、でも何とかしたくて。
そんな想いが伝わってくるような歌。
昔ライブでカバーしたときに、すごくいい出来になった記憶もあって、ボクの中で大好きな一曲。
ぜひ、ご賞味あれ。
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